小ネタ集と第487回PGについて

 皆さんお久しぶりです、もしくは初めまして西蓮と申します。実に2年ぶりくらいにプレイしましたが、なかなか大変そうな現状が伝わってきました。

私は一度バトルロワイアルに参加すると日常生活に支障をきたすほど熱中しすぎてしまうきらいがあり、しばらく参加を見送っていました。久々に参加したら知らない顔ぶれの方々もいましたが、墨田さんから挨拶してもらえて嬉しかったです。

第487回PGでは管理人さんが大半は対応してくださりましたが、それでも恐らく最終日まで不自然な動きをする集団が残り楽しめる状況ではありませんでした。皆さんここ最近は今回よりもひどい状況でプレイされていると思うと心中お察しします。

 今回は以前から内容自体は考えていた、明日から役立つかもしれない?少しマニアックな小ネタ集を公開します。古参の方々にとっては既知のことだと思いますが、初心者の方は知らないかもしれないのでモチベーションが保てる内に公開しようと思います。

 

小ネタ集

・戦闘力とセットしたスキルの入れ替わる位置の変化について

 公式説明書にある通り、戦闘力1000以上で2つスキルをセットでき、戦闘力1500以上で3つスキルをセットできる。

では、例えばスキルを3つセットした状態で戦闘力が1500未満になるとどうなるかというと、事前にセットしたスキルはそのままである (スキルを解除すると再びセットすることはできない)。皆さんご存知の通り、スキルセット枠がいっぱいの状態で、別のスキルをクリックすると、最後につけたスキルとそのスキルが入れ替わる。

これを利用してスキル枠が必要な戦闘力を下回ってもスキルの付け替えをすることができる。

しかし、戦闘力1000以上1500未満でスキル3つを付けていると2番目にセットしたスキルが入れ替わり、戦闘力1000未満になると1番目にセットしたスキルが入れ替わるようになるのである(本来ならば3番目にセットしたスキルが入れ替わるはずである)。

理屈としては、おそらく戦闘力1000未満の時は本来ならばスキルが1つしかセットできないので、スキルの入れ替えが最初にセットしたスキルで起こり、戦闘力1000以上1500未満なら本来ならばスキルが2つしかセットできないので、スキルの入れ替えが2番目にセットしたスキルで起こるのだろう。ややこしいので具体例を示す。

 例えばスキル「取引」「追跡」「先制」「大胆」「気力」を覚えているとする。

この時、①番目 (最初)にセットしたスキルを「大胆」、②番目にセットしたスキルを「先制」、③番目 (最後)にセットしたスキルを「追跡」とする。

では、戦闘力1500以上で「気力」をクリックすると当然③「追跡」と入れ替わる。しかし、取引の経験値を稼ぐために戦闘力を消費して戦闘力が1000以上1500未満になったとき、「気力」をクリックすると②「先制」と入れ替わるようになるのである。

更に戦闘力を消費して、戦闘力が1000未満になったとき「気力」をクリックすると、①「大胆」と入れ替わるようになるのである。


・公式で発表されているエリア補正について

 出雲旅館: ダメージ上昇
 大石村: ダメージ減少
 造船所: ダメージ上昇


・分校から聞こえる銃声は砲の銃声

・夢幻バトルロワイアル内で表示される時間は、日本標準時と比較すると2.5秒ほど遅れているようだ

・ダイナマイトとプラスチック爆弾を合成して作る核弾頭や、聖剣と邪剣を合成して作るゴウヴェルトなどは、合成元の素材の耐久が1以上あれば合成でき、合成後の武器に合成元の耐久は影響しない
・御神籤は一回につき期待値+0.3程ステータスが上昇するらしい
・首輪解除はレベルが高いほど成功しやすいらしい

・スキル熟睡や命の首飾りなどによる睡眠や治療の効果が1.5倍になる計算は、本来の回復量を1.5倍して小数点以下切り捨てだと思われるので、本来の回復量が偶数になるように調節しないと無駄が出る

・熟練度は攻撃の命中率には明確に影響するが、ダメージにはあまり影響しないらしい?

 

 

第487回PGについて

 例のあの人に勝てて少しは見返してやれたかなと思ったので語ります。2年ぶりの参加ということもあり腕がなまっていないか心配でしたが、私は参加したPGでは毎回自分用に良い点と悪い点をメモしているのでそれを見返して立ち回りを思い出しました。

皆さんお察しの通り、今回レベルトップを走っていた人は市場でほとんど購入することなくどこからともなく爆武器を拾ってきたり、百花繚乱の書を黒羽もも殺害後7分で完成させたりとなかなかあからさまな人でした。

おそらくドーピングマシマシで百花繚乱持ちだったので全く勝てる見込みがありませんでした。6日目はスキル大胆で毎回先制しながら99ダメージ近くを飛ばしてきていたのでほぼ諦めていました。

復讐か怨嗟がなければ絶対無理だと思っていたので、私も今回なぜ勝てたのかはいまだによくわかりません。

私の初期スキルは俊足、戦闘教本で無双、レベル10で特攻とスキル運は割と良かったです。最終日直前の状態はこんな感じでした。

持ち込んだ回復量はたったの470でした。

 最初は例の人の取り巻きから殺害して回復を奪おうと考えていましたが、結局殺せずじまいで例のあの人とタイマン勝負になりました。

最後どうなったのかはよくわかりませんが、おそらく相手はたまたま私の攻撃で体力が減ったところでエリアイベントのダメージが重なって回復を抱え落ちしたのだと思います。

運もよかったと思いますが、勝因としては相手が最終日慣れしておらず操作速度が遅かったのと、相手がスキル大胆をつけっぱなしだったのかこちらのダメージもある程度通ったことが挙げられると思います。

ただ下手に勝ってしまったせいか第488回と489回PGでは私と同名で同アイコンの偽物が参加している模様です。

今後しばらくは西蓮の名前と元渕恭一Aのアイコンで参加するつもりはありません。

とりあえず専用アイコンを申請してみて、それまではしばらくは西蓮の名前では参加しないことにします。困ったものですね。

武器考察

 

 こんにちは、西 蓮と申します。 

第351回のPGでは皆さんが動かせない時間に殺害してしまい、申し訳ありませんでした。なんとかスキル運だけで優勝できましたが、今回はその話がメインではありません (最後に少しだけ触れます)。

武器に関する考察は既に多くの方が行っていますが、今回は私なりに今の環境を踏まえつつ詳しく考察してみました。

武器について次の5つの項目について評価しました。

瞬間火力とは主に重症、瀕死の敵を殺せる確率の高さであり、効果の高い武器の配布量と、命中率などから総合評価しました。

継続火力は、多くの敵の体力を普通、軽傷などから、重症、瀕死へとする性能を評価しました (つまり効果の高い武器の回数制限があるかどうかで判断しました)。

価格は、一回当たりの値段のことです。

最終日性能は、主に最終日における破壊されやすさと、最終日でその武器種を拾える確率などから評価しました。

総合評価は主観的なものであり、主に殺害勢向けのものなので注意が必要です。総合評価が低いからと言って優勝できないというわけではないのであしからず。現在は総参加数が昔より少ない影響で、継続火力はそこまで重要ではなく、瞬間火力のほうが重要だと考えます。

優勝回数は第351回までのわかる範囲での総計で、雪野さん調べのものを活用させていただきました。

 

・近距離武器
命中率が低い。市場価格が安め。CQCで破壊されない。

 

1. 殴


・瞬間火力: C
・継続火力: C
・価格: SS
・最終日性能: A
・総合評価: C (優勝回数: 31回)

 

 素手で熟練度が上がるので、金がかからない。また、超破壊拳という素手専用の強力なスキルがあることも忘れてはならない。しかし命中率が最も低い武器なので、結果としてレベリングがしにくく殺害しにくい。

また、白虎拳を除いて回数制限があるので、継続火力は低いと考える。高威力の武器の配布量も少ないので、最も殺害が難しい武器である。

最終日は最悪素手でよく、暗殺者ヨーヨーを拾えることもあるので最終日性能は意外と高め。熟練度を上げるための武器を市場で確保する必要がないので、忙しい人向けの武器である。


2. 棍

  


・瞬間火力: C
・継続火力: C+
・価格: S
・最終日性能: B+
・総合評価: C+ (優勝回数: 34回)

 

 残り回数のない銃や弓で熟練度が上がるので金がかからないことがメリット。しかし命中率は殴よりはましといえども低い。また、強力な武器の数が少ないので、殺害しにくい。

継続火力も、ニョルミル、玄武棍を除いた強力な棍武器は回数制限があるので低いといえる (錬成で効果30∞武器を作成することもできるが…)。ただし、妖雷魔神鞭というスキル紫電一閃を付与する非常に強力な武器があるので、もしこれを手に入れた場合に限っては瞬間火力がぐんと上がる。

また最終日では、システマとCQCで破壊されない上、一部NPCが所持しているので比較的扱いやすい。基本的には待機勢に向いた武器といえるだろう。


3. 刺

※画像は今は亡き釣り竿


・瞬間火力: B
・継続火力: A+
・価格: A
・最終日性能: B+
・総合評価: B (優勝回数: 60回)

 

 公式の説明書では近距離武器で最強とされている。刺は∞武器が存在するので比較的金がかからないのがポイント。命中率は棍と同じ程度。強力な武器は改造アイテムや砥石を用いれば自作できるので、容易に入手できる。確認のため言っておくが、耐久∞武器や☆武器は武器改造では強化できず砥石でないと強化できない。ゴウウェルトなどの同距離の複合属性武器は先制時には自由に属性を選択できるが応戦時には一番後ろに表記してある武器属性でしか攻撃できない (ゴウウェルトなら刺)

また、刺∞40武器は非常に継続火力が高い。最終日では、ほかの刺使用者がいることが多く、NPCもある程度所持しているが、システマで破壊されることだけは要注意。殺害勢にも待機勢にも向いた武器といえる。

 

4. 斬


・瞬間火力: B+
・継続火力: C
・価格: B
・最終日性能: A+
・総合評価: B (優勝回数: 46回)

 

 最も命中率の高い近距離武器、といっても気休め程度の高さではあるが。斬∞は実質回数制限があるのである程度の金はかかる。配布量は多いので市場価格は安い。強力な武器は刺同様、改造アイテムや砥石を用いれば自作できるので、比較的容易に入手できる。

ただし、いずれの武器も回数制限があるので継続火力は低い。刀匠という斬∞専用のスキルも存在するが、序盤は追跡を付けたほうがましで、後半はスキル枠と精神力がもったいないので、素直に武器を自作したほうが良い。ちなみに、蜘蛛切丸という素の効果は低いが、追加攻撃と負傷が発生する武器をNPCが所持している。

最終日では、多くのNPCが強力な斬を所持しているうえ、システマ、CQCで破壊されないので、おそらく最も安定した武器だろう。


・遠距離武器
命中率が高い。市場価格は高め。CQCで破壊される。

 

5. 投


・瞬間火力: C
・継続火力: A
・価格: B+
・最終日性能: C+
・総合評価: C (優勝回数: 20回)

 

 命中率の低い遠距離武器。優勝回数は最下位である。瞬間火力は、効果40武器がアトラトルしか存在しないうえ、命中率が低いのでCとした。

継続火力は、効果35の石を量産することができるので比較的高いといえる。市場価格は石が大量に拾えるので安い。

最終日性能はNPCが暗殺者ヨーヨーや流れ星などを所持しているものの、CQCで破壊されるのでC+とした (噂によるとシステマでも破壊されるらしい)。基本的には待機勢に向いた武器である。

 

6. 銃


・瞬間火力: SS
・継続火力: A
・価格: B- (C)
・最終日性能: B
・総合評価: SS (優勝回数: 91回)

 

 文句なし、異論なし、掛け値なしに最強の武器である。堂々の優勝回数1位である。連射銃ならばフルオートによって10程度?の固定ダメージを与えられるので、防御力の高い敵に有効である。砲は命中率が低く、とにかく金がかかるものの、その能力は抜きんでている。砲は通常のダメージ計算の後、ダメージに1.5倍以上 (おそらく2倍)の倍率がかけられる (佐久間さん調べ、ダメージが貫通しなければ2ダメージ)。防御力の低い重症NPCは攻撃が当たりさえすれば高確率で殺害することができる。つまり重症は攻撃重視の砲で攻撃して、瀕死は連射銃で攻撃すれば万石なのである (外れたり壊れたりすることもあるが)。

継続火力は、連射銃の威力が高いのでAとした (ただし効果の上限は36)。価格は普段使いの銃は1回につき約41.7円。ただし弾薬箱によってアイテム欄が一つ埋まることになるので注意が必要である。命中率は、レーザーサイトを使用して高めることができる。

銃の特徴として、攻撃すると銃声が響くというものがあるが、普段はあまり気にしなくてもよい。むしろ、この銃声がサンド攻撃を引き起こすきっかけとなる諸悪の根源である (なお最近はスマホでプレイするプレイヤーが大半なので、最終日以外はあまり関係ないかもしれない)。ちなみに砲の銃声は何故か分校から聞こえるそうだ。

最終日では、CQC、システマで破壊されるが、多くのNPC、プレイヤーが銃を所持しているのでまったく銃が見当たらないという状況は少ないだろう。また、鎧によってダメージが軽減されるので、思ったほど火力が出ないこともある。総合すると殺害したいなら銃を使うのが手っ取り早いだろう。あえて欠点を挙げるなら、競争率が高すぎて市場に良い銃が出回らないこともある所だろうか。また、砲は素の効果は比較的低いので、攻撃力や熟練度が低いと思ったほどダメージが出ないこともある。

 

7. 射


・瞬間火力: A-
・継続火力: A+
・価格: C
・最終日性能: C
・総合評価: B (優勝回数: 34回)

 

 命中率の高い遠距離武器。瞬間火力は、命中率は高いものの強力な射武器が出回るかどうかが運に左右され、自作することもできないのでA-とした。

継続火力は高い。価格は1発で50円、はっきり言って高すぎる。最終日ではCQC、システマで破壊され、誰も射を所持していないことも多いので破壊されると厳しいものがある。また、鎧によってダメージが軽減される。主観的には、どうにも高価格の割に欠点が多く、中途半端な印象を受ける武器である。圧倒的にレベル差をつけた殺人鬼ならばその効果を十全に発揮できるだろう。

 

8. 爆


・瞬間火力: A+
・継続火力: C-
・価格: C-
・最終日性能: C+
・総合評価: B (優勝回数: 27回)

 

 とにかく命中率の高さが売りの遠距離武器。市場に高威力の爆武器が出回ることが比較的多く、熟練度を上げれば百発百中になるので瞬間火力は銃に次いで高い。ちなみに、爆は通常のダメージ計算の後、ダメージに1.5倍未満の倍率がかかる補正があるらしい (ただし砲とは違い気休め程度、99ダメージは核弾頭だろうが常時攻撃がなければ滅多に出ない)。また、スキル開眼で威力の高い爆破を使用できる。

継続火力は、爆竹、メティオを改造してインビシブルなどを増やすことができれば上がるが、そもそもこれらの武器が出回るかどうかが運に左右されるため低いといえる。もしこれらの武器がないときは、威力28程度の爆をキープしておいて削りに使うなど工夫する必要がある。

市場価格は異様に高く、一回につき約67円程度が相場である。さらに、配布量が少なすぎるため、ほかに爆使用者がいたり、市場バグ (日を跨いでも市場の出品数がリセットされないバグ)で爆が出回らなくなったりするとそもそも爆の熟練度を上げることが困難になる。そのため、場合によっては四六時中市場に張り付く必要があり、戦闘面以外ではとにかくストレスのたまる武器である。一応飛行場で手榴弾をぼったくり価格で購入できることを覚えておこう。

最終日では、NPCが流れ星、手製爆弾、坂持への愛などを所持しているが、爆使用者は少ないので破壊されると厳しいものがある。総評すると、他の武器よりも多く殺害できなければ元が取れず、特殊な立ち回りが必要となるので、最も扱いが面倒な武器だろう。

 

 

 武器に関する考察は以上になります。ここまで長々と考察しましたが、はっきり言って銃以外はどれも一長一短なので、好きな武器を使うのが一番だと思います。

 


・おまけ

※6日目朝8時時点では4000円以外何も持っていませんでしたが、2時間でこうなりました。

 

 せっかく優勝したのに何も言わないのもどうなのかなと思ったので、少しだけ触れておきます。今回はスキル運は過去2番目に良かったのですが、6日目開幕までにどうにも立ち回りが上手くいかず、どうしようもない状態でした。そこで朝6時半からひたすら皆さんの体力を削っていき、サンド攻撃を誘発して一気に殺害を狙いました。結果としてそれが功を奏して画像のような状態になりました。

しかし対抗馬の吉岡さんは、水沢さんの覚醒剤+百花繚乱+CQC+放送部というとんでもない状態でこのままでは勝ち目がありませんでした。そこで最終日にスキルブックを10冊くらい読んだところ復讐を引いて無事勝てました。結果として、試合全体では終始吉岡さんに圧倒されていましたが、最後にスキル運だけで一発逆転したといった感じのPGでした。

第347回プログラム (3週連続優勝)

 初めまして、西 蓮と申します。

ブログの記事の内容は攻略情報をいくつか考えていますが、この度は私のかねてからの目標であった3週連続優勝 (とついでに計10回目の優勝)を達成したので、その時の様子を日記として書き留めておきます。つらつらと書いていたら長くなってしまいすみません。

ただしこの時は3連勝の内で最終日の回復量が最も少なく、あまり理想的な動きではありませんでした。動かし方の参考程度になれば幸いです。


・1日目
なんとなく登録名を西連寺 蓮花とする。初期スキルは取引と当たり。

最初は爆を使うつもりだったが、この時点では2連続で優勝していたので、3連勝を本気で狙う為に恥を捨てて銃を使用することに決める。銃は掛け値なしに最強の武器である。

灯台探索、出雲旅館と墓場の行き来などのいつもの行動をして1日目を終える。強い銃が出回るか不安で威力32の連射銃を購入するも、結局必要ではなかった。

 

・2日目
戦闘力を稼ぐために出雲攻めを狙う。

とりあえず威力36の連射銃を5500円で購入して備えておく(あとからそれより安い同名の武器が出回り買ったことを後悔する)。

しかし、出雲旅館が次回禁止エリアに指定されていたためか、人が少なく治療放置している人が大半であった。20時くらいから攻撃重視で殴るも、20ダメージ程度で大して削れず、結局一人も死亡者が出ずに2日目が終了する。

 

・3-4日目
特に何事もなく、金エリアの移動をメインにちまちまとレベリングをする。

3日目に一人放置しているプレイヤーを運良く殺害してカロメを入手。砲武器も購入する。

4日目夜にプレイヤーは少ないがNPCがいそうなエリアを移動して、重症の兵士を二人見つける。一人は砲で殺害し、もう一人は攻撃を外す。

ちなみにどのようなエリアかというと、要は足負傷エリアの水辺ではなく、金エリアでもない少し人通りの少ない個所である。次回禁止エリアなども関係するので一概にどことは言えない。ダメージ補正のあるエリアだとなお殺害しやすいだろう。

 

・5日目
取引のために戦闘力を稼ぎたいが、まったく殺害できず少し焦りだす。この時点で戦闘力900程度。極端にレベルが伸びているNPCは重症瀕死の時が多いので、こまめに移動して探してみるも見つからず。

また、とあるプレイヤーを攻撃重視で殴るときに、最終日用の効果25耐久50の装飾を装備していたら、一回も耐久を使わないうちにピンポイントで粉砕されるという不運に見舞われる。

夜に熟睡を取得する。欲を言えばもっと早く欲しかったが、これが大きな仕事を果たす。

 

・6日目
邪 威庵さんの突貫を確認して、戦闘力を稼ぐために普段より早めに動き出す。

しかしステータスが平均より低いためことごとく重症瀕死を量産し、瀕死のレイアさんには連射銃で攻撃するも外し、他のプレイヤーと同時に殺害したため不正なアクセスですと表示されて殺害できないなど殺害運に見放される。

また死体を見つけるも他のプレイヤーが同時にアイテムを拾ったため、拾うのをあきらめたと表示されるなど死体運もあまりよろしくない。邪さんを殺害しレーダーを入手する……

0:50分頃にカロメがなくなったので、稼いだ戦闘力で取引の経験値を上げる。

しかし今回は展開が非常に早く、その間にもどんどん殺害が起こり、結局取引の経験値を上げ切った1:00頃には殺害がほぼ終了する。

最後にパンとレーダーを使い芹沢さんを殺害する。本当は金が欲しかったが、ほかの人に取られたら嫌なので仕方なくCQCを取得する。また、その後二人ほどプレイヤーを重症、瀕死にするも、ほかの人が動いていないので殺害しきれず終わる。

結局最初の所持金が4万円ほどで、散々動き続けてバト水2本、カロメ4本を消費し、最終的な金は3万円ほどとなり大損で終了する。取引が無ければどうなっていたことか。

ここからは死体漁りのため、ひたすら殺害が起こったエリアを移動する。

体力は状態:普通だが、治療を行わずに先に睡眠をし、パンを使いながら深夜にこまめに動かしては死体漁りをする。

熟睡のおかげで6日目夜には所持金を5万7500円ほどに持ち直し、防具もそれなりに揃えることに成功する。

その時のスクリーンショットがこちらになる。

レベルはトップ。ステータスは平均より攻撃力が低いが、これがどう影響するか。短期決戦になると予想して防具の耐久は甘めであったが、最終日では結局40回も攻撃を受けてしまった。殺害数は6人と普段より少なめ。

この後レーダーを捨てて水で埋める。回復量は1050。いつも通りネット接続を一旦リセットする。この時リアルの外は大雨である。周辺地域には避難勧告が出る中、幸い我が家は停電にはならなかった。

 

・最終日
残り人数が7人と少ないので早い展開を予想し、備えておく。

マークしていたのは怨嗟持ちの墨田さんと林田 (雪野)さん。

開幕と同時に、私より5レベルほど低い伊藤さんに先制行動で殴られまくる。はっきり言ってノーマークの人だったので無視していた。

最初は待機する。

0時5分、10分と経過するうちに徐々に痛い攻撃が増え始める。ここからまずは先制行動で動きながらCQCで武器の破壊を狙う。

この頃に神渡さんから拾った救急セットを誤って中和剤を使わずに衝動的に使ってしまい、毒に当たるという致命的なミスを犯す。

墨田さんのグレネードランチャーを破壊したところで連闘行動に変更する。その後墨田さんや林田さんは回復が尽きたのか死亡し、最後は伊藤さんとの勝負になる。

この時点で残りの回復は50であったが、伊藤さんの体力が削れたまま回復しないので、回復が尽きたと判断し、焦らず急いで最終決戦で攻撃する。何度か逃げられるが先制があるためか遭遇率がよく、首尾よく殺害しゲームセット。

結果としてはCQCのダメージ無効化や武器破壊が意外と仕事をしてくれたおかげか優勝できたが、毒入りの救急セットを使わなければより楽に優勝できただろう。

また、伊藤さんのまずは先制行動でレベル差をなくした後に攻撃という戦法は考えてもみなかったもので、非常に参考になった。

それと、早い展開になることは予想できていたので、もっと早いうちから大胆に動いてもよかったかもしれない。

まとめると、優勝できたのは次の四つの要因が大きかった。

  1. 初期スキルが取引だったこと
  2. 殺害数が極端に伸びすぎなかったこと
  3. 死体漁りで金を稼げたこと
  4. 最終日に遠距離武器使用者が多い中でCQCを取得できたこと

なんにせよ3連勝を達成できてよかった。もう思い残すことはない。

 

・おまけ

前々回優勝時の最終日直前の状態。

6日目開幕に適切な時間帯に動くことでレベリングと殺害を行えた。

回復量は1080(+満タンの薬+増強)で残り回復量は400。Lv36時に覚えた増強は精神的にはありがたかったが、結果的には増強がなくても回復量は足りていた。むしろ守銭奴の存在が大きかった。

 

前回優勝時の最終日直前の状態。

回復量は1450で残り回復量が300。この回は爆が競合して非常に面倒だった。取引を覚えたのが直接的な優勝の要因だが、市場で購入した自転車、安眠寝袋も役に立った。

 


改めて3連勝できた要因は色々とあると思うが、私としては運がよかったというよりも、むしろ他の人の運が悪かったと考えている。なぜかというと、今回はおそらく他の優勝候補の人に増強持ちの人がいなかったからである。もし増強持ちの人との対決になった場合、最終日は0:45分くらいまでの泥沼の最大体力対決になって、最終的にどう転んでいたかわからなかっただろう (私は何度も増強持ちの人に泣かされたことがある)。

そういう意味では運がよかったとも言えるが……

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